再生可能エネルギーの普及について

1959年より、『sharp』が太陽電池の開発をはじめてから、50年以上が過ぎ、1994年に、住宅用の太陽光発電システムが導入されるようになり、2000年ころまでは、太陽光発電量は、欧州全体よりも高く、2004年ころには、太陽電池の生産量は世界のおよそ半数でした。
しかし、2005年以降になると、太陽光発電の国内市場が縮小しましたが、その背景には、助成金の終了があり、世界1位というランキングから外れます。
このような太陽電池に関する開発と導入の流れからもわかるように、太陽光発電システムによる再生可能エネルギーである発電源は、電気料が公共料金であり、政策の影響を受ける側面があるものです。
一方、2004年における我が国の太陽光発電は、世界1位でした。
2008年における全世界の太陽光による電力源の発電量を見ると、12TWh/年で、全世界における全電力源の0.06%になります。
世界1位は、ドイツの4.4TWh/年、第2位は、スペインの2.6TWh/年、第3位は、日本の2.3TWh/年、第4位は、アメリカの1.6TWh/年、となり、1TWh/年の国は、上位4か国で、上位4か国の合計は、10.9TWh/年となります。
2008年度における我が国の再生可能エネルギーの中で、最も多い発電量を示しているのは、水力発電で、83TWh/年で、水力発電、地熱発電、太陽光発電、風力発電、などの、再生可能エネルギーの世界順位では、第7位に位置しています。
また、太陽光発電の、世界における年間生産量を見ると、2006年度まで年間生産量はゆるやかな上昇カーブでしたが、2007年度より、急激なカーブの上昇がみられるようになっています。
たとえば、2006年度における世界の年間生産量は、およそ3GWp/年でしたが、2007年度は、およそ4GWp/年、2008年度は、およそ7GWp/年、2009年度は、およそ11GWp/年、2010年度は、およそ23.9GWp/年となっており、2009年度に対して、111%増加していることがわかります。
2010年度における地域別シェアは、台湾と中国を合わせると59%で、次いで、欧州の13%、日本の9%、北米の5%、と続きます。
2010年度は、『東芝』が新規参入した年度になりますが、世界の9%を占める我が国の総出荷のうち住宅向けが81%でした。